選挙解体新書

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【現職高橋氏、再選】越谷市長選挙2017、候補者紹介

 2017年10月22日告示され、10月29日に投開票が行われた予定の越谷市長選挙

越谷市長選挙の日程について 越谷市公式ホームページ

 

開票速報によると、現職の高橋氏が当選を確実にした模様だ。

越谷市長選挙 開票速報 越谷市公式ホームページ

 

 

 

候補者の経歴は以下のとおりだ。

 

当選 高橋努(たかはし・つとむ)氏

http://www.city.koshigaya.saitama.jp/shisei/sityo/index.images/sityou24.jpg

reference: 市長の部屋 越谷市公式ホームページ

 埼玉県越谷生まれ。越谷高校の定時制を卒業後、越谷市役所に入所。越谷市役所に勤めながら日本大学法学部に通学し卒業する。越谷市役所在職中は組合活動で活躍し、自治労越谷市職初代青年婦人部長、書記長、副委員長、越谷地区労副議長を歴任する。1975年に、日本社会党から越谷市議会議員に立候補し初当選を果たす。以降6期22年、市議として務める。

 

 1999年には市議を辞職し、埼玉県議会議員選挙に民主党から立候補。当選を果たす。以降3期10年、埼玉県議を務める。2009年に前職市長の板川市長が引退を表明すると県議を辞職。板川市長の後継者として、越谷市長選挙に立候補する。保守系候補者を含む3人の候補者の激しい戦いとなったが、民主党・社民党・国民新党の推薦もあり見事当選。越谷市長に就任する。2013年、再選をかけた選挙でも自民党県議を破って当選を果たしている。

 

 今回が3期目をかけた市長選となる。高橋氏は「『安心度埼玉ナンバーワン』などに向けたまちづくりを進めるため、引き続き市政を担当させていただきたい」と今回の選挙への意気込みを語っている。 

website: 越谷市長 高橋努(高橋つとむ)公式WEBサイト

新人 畔上順平(あぜかみじゅんぺい)氏

https://azegamijunpei.com/images/header-image.png

reference: 【公式サイト】あぜがみ順平(畔上順平)

 

 埼玉県越谷生まれ。成城高校・芝浦工業大学・同大学院を卒業。民間の建築設計事務所に勤務ののち、2005年に父親と建築設計事務所を開業。2013年には代表取締役に就任する。また2010年には母校の芝浦工業大学にて非常勤講師もつとめている。

 

 2015年の越谷市議会議員選挙に立候補し、2013票を獲得し初当選を果たす。32人中30位での当選だった。今回の市長選挙には、市議を辞職して臨む。すでに自民党埼玉県連から推薦を得ており、無所属(自民党推薦)候補として、選挙戦に臨む模様だ。

 

 畔上氏は高橋市政について「越谷市が向かっているところが見えない」と批判。さらに「ソフト、ハード両方で未来に対する投資(が足りない)」と指摘し「2020年のオリンピックをきっかけに越谷の違う顔を作りたい」と観光政策への取り組みに意欲を示したと報道されている。

 

website:【公式サイト】あぜがみ順平(畔上順平) – 前進!こしがや!住むほどに愛おしくなる“ふるさと”づくり

 

越谷市長選挙を占うアンケート

 

 

越谷市長選挙に関するツイート

 

参考資料

10月の越谷市長選に畔上市議が出馬表明 - 産経ニュース

https://mainichi.jp/articles/20170610/ddl/k11/010/144000c