【選挙結果】八代市長選挙、候補者の経歴紹介【現・新2人の戦い】
2017年8月20日告示され、8月27日に投開票が行われた八代市長選挙
現職の中村氏が再選を果たした。
現在までのところ立候補予定者は2人。現職市長で、4年前の選挙で前市長を破って当選した中村 博生氏と、新人で八代市議会議員の幸村 香代子氏。八代市長選を巡っては、再選を目指す現職の中村博生氏(58)だけが市長選への出馬表明しており、無投票の可能性も取りざたされていた。しかし、7月15日に幸村氏が出馬表明したことで、選挙戦が行われる公算が高くなった。
八代市の過去3人の市長は、全員が1期4年以内で任期を終えた、短命の市政が続いている。12万人以上の人口を抱える熊本県第二の都市、八代。県南の工業・農業を支える八代市の未来を担うのは、どちらの候補になるだろうか。
候補者の経歴は以下のとおりだ。
新人 幸村 香代子(ゆきむら・かよこ)氏
結婚を機に球磨郡から八代市へ転居する。その後、生活協同組合で環境や食べ物の問題に取り組む。1994年「八代女性市民の会」入会。2005年に、八代女性市民会の選考委員会の推薦を受けて八代市議会議員選挙に出馬、1672票を獲得し初当選を果たす。このときは、落選した議員と1票差という大激戦だった。その後は、2009年に2307票、2013年に1710票で再選している。現在、政治団体「くまもと生活者ネットワーク」の代表も務めている。
今回の市長選挙の立候補にあたり、「市役所新庁舎建設や市立病院の再建問題などで、現市政はどう判断しようとしているのかがまったく見えない。このままでは市民のためにならない」と出馬への動機を述べている。
幸村氏の出馬には、前回の市長選で中村博生市長に敗北した前市長の福島和敏氏と、2002年から2005年まで八代市長を務めた社会民主党所属の中島隆利の2人の市長経験者が支援すると報道されている。また、32人の市議のうち16人が幸村氏を応援するとも報道されており、八代市議会が真っ二つに割れ、市長選挙が繰り広げられる模様だ。
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現職 中村 博生(なかむら・ひろお)氏
reference: ~県連推薦決定~中村博生 八代市長候補 | 自由民主党 熊本県支部連合会 熊本県議会議員団
旧八代市出身。小川工業高校、中九州短期大学を卒業後、1979年に株式会社中村組に入社し、1991年に代表取締役に就任。1998年に八代市議に初当選したあと2期目の2002年、熊本県議補選で県議に初当選。その後、県議を4期務めた。2013年3月には県議会副議長に就任している。
前回2013年の八代市長選挙では、自民党県連が中村氏を総力支援。告示以降は自民党県議団が連日八代入りして支持を訴えたほか、当時の総帥大臣林芳正氏や石破茂氏も応援に入るなど、国政選挙並みの態勢で臨み、現職の福島氏を8200票差で破っている。
今回が二期目をかけた選挙戦。中村氏は、「1期目で取り組んだ事業が形となってきたが道半ば。今は市政の安定こそが八代発展の基礎になる。2期目に挑戦し、全力全霊をかけて政策を実現していきたい」と市議会本会議の一般質問で市長選の意気込みを表明している。
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