選挙解体新書

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【新人新井氏、当選】宮代町長選挙2017 候補者紹介【選挙結果】

2017年9月26日告示され、10月1日に投開票が行われた宮代町長選挙

 

新人の新井氏が、現職市長を破り、初当選を決めた。

 

候補者氏名(届出順)得票数  

新井康之 6,683票
榎本和男 6,350票

 

当選した新井氏の経歴と公約は以下のとおり。

当選 新井康之(あらい・やすゆき)氏

 

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 宮代町生まれ。埼玉県立大宮高校、千代田テレビ電子学校を卒業。その後、東京サウンドプロダクションに勤務したのち、1980年宮代町役場に入庁。以来35年間、宮代町に勤務する。その間、産業観光課課長、町民生活課課長などを歴任。また会計責任者として町の財政を管理していた。2017年7月に、町長選挙に立候補するため、町役場を退職。

 

 荒井氏は今回の選挙に向け、「現町長は町民、職員とも対話が少なく信頼関係も揺らいでいる。対話重視の町政に転換する」と出馬理由を述べている。また、36年の行政経験を生かして、防災力の強化を図るなど宮代町の新しい方針を提案している。

 

website: 新井 康之 (@jay2021tel2021) | Twitter

 

現職 榎本和男(えのもと・かずお)氏

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 宮代町生まれ。埼玉県立春日部高校、中央大学商学部を卒業している。1992年に宮代町町議会議員に立候補し、初当選を果たす。以来、2013年に町長選挙に立候補するまで6期21年間、宮代町議会議員を務めた。2008年には町議会の議長を務める。前回2013年の宮代町長選挙に無所属で立候補し、自民党推薦を得ていた現職町長を破って初当選。その差、450票余りの大激戦であった。

 

 榎本氏は、今回の選挙への出馬表明を行った4月28日の記者会見で自らの4年間の町政を振り返り、「住みやすさナンバーワンの街づくり実現のため、福祉や子育て、教育環境の整備などの公約を実行した結果、若い世代を中心に人口が増えて街に活気が出てきた」と肯定的に評価した。その上で今回の選挙に向け、「10年先を見すえ、成長し続ける宮代を築くために引き続き町政を担わせていただきたい」と表明している。

 

website: 町長室へようこそ | 埼玉県宮代町公式ホームページ

  

 

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参考資料

町長 プロフィール | 埼玉県宮代町公式ホームページ

https://www.town.miyashiro.lg.jp/cmsfiles/contents/0000002/2450/kouhou_2013_11.pdf