【新市長は松下氏】武蔵野市長選2017、候補者紹介【国政の前哨戦か】
2017年9月24日告示され、10月1日に投開票が行われた武蔵野市長選挙。
民進党の元都議会議員、松下玲子氏(46)が当選を果たした。
得票順位 | 当落 | 立候補者氏名 | 性別 | 年齢 | 新前元 | 党派 | 得票数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 |
当選 |
松下 玲子 |
女 |
47 |
新 |
無所属 |
34,166 |
2 |
落選 |
高野 恒一郎 |
男 |
45 |
新 |
無所属 |
17,933 |
開票結果 平成29年10月1日執行 武蔵野市長選挙|武蔵野市公式ホームページ
当選した松下氏の経歴と公約は以下のとおりだ。
日本の特別地域 特別編集39 これでいいのか 東京都 武蔵野市三鷹市
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当選 松下玲子(まつした・れいこ)氏
reference: 松下玲子 元東京都議会議員 (@matsushitareiko) | Twitter
愛知県名古屋市生まれ。苫小牧東高等学校、実践女子大学文学部卒業。1993年からサッポロビールに勤務、2001年退職。2004年に早稲田大学大学院経済学研究科修士課程応用経済学専攻修了し、同年松下政経塾に入塾。2005年に行われた東京都議会議員選挙・武蔵野市選挙区に民主党から出馬。自民党現職の小見濃氏を激戦の末破り、初当選を果たす。2009年の選挙でも小見濃氏らを破り再選を果たす。
3選をかけた2013年の都議選では、自民党の新人との激しい選挙戦の末、落選。その差わずか800票あまりだった。今年、2017年に行われた都議選に再起をかけ出馬するも、都民ファーストの会所属の新人議員に5000票あまりの差をつけられ、2位での落選だった。今回は、都議選の選挙区として戦ってきた武蔵野市で首長を目指した選挙となる。
悩みに悩み私なりの熟考を重ね、無所属で武蔵野市長選挙に立候補をする決意を固め、政治団体「住み続けられるまち武蔵野へ!市民の会」として記者会見しました。お集まりの市民の皆様が見守る中、立候補決意に至る経緯や、私の想いをお話ししました。 pic.twitter.com/BYoWJk17fy
— 松下玲子 元東京都議会議員 (@matsushitareiko) 2017年8月19日
今回の武蔵野市長選挙には、無所属で立候補する意向を表明しているが、民進党、共産党、武蔵野・生活者ネットワークの支持を受ける見通し。8/23日に開かれた選挙に向けたキックオフ集会には、現職の邑上市長も名を連ねている。松下氏は、邑上市政を「継承し、発展させたい」と強調。住民投票制度を含む自治基本条例の制定や待機児童の解消を目指す考えを示し「若い世代、困難を抱える子どもや高齢者の不安に、もっと光をあてる」と述べたと報道されている。
website:松下玲子 Official Site – 子ども子育て応援宣言!
新人 高野恒一郎 (たかのこういちろう)氏
reference: 高野恒一郎 (@koichiro_takano) | Twitter
武蔵野市生まれ。市立関前南小学校、第五中学校卒業。プロスキーヤーを目指し都立保谷高校を自主退学。その後、プロスキー教師、水泳指導補助員、スポーツクラブ経営等を経て、2013年に行われた武蔵野市議会議員補欠選挙に自民党から立候補。初当選を果たす。2015年の選挙では、37人の候補者中最多の2561票を獲得しトップで再選している。9月5日の記者会見で、市長選に無所属で立候補するため、自民党に離党届を出し、同日付で市議を辞職したことも明らかにした。
本日、事務所にて記者会見を行い、この度の武蔵野市長選挙への出馬表明を致しました。あわせて、武蔵野市議会議長宛に辞職願を提出し受理されたことをご報告申し上げます。この4年間、御支援頂いた皆様に心より感謝申し上げます。https://t.co/7Plv49YlE4
— 高野恒一郎 (@koichiro_takano) 2017年9月4日
高野氏は今回の立候補にあたり、「日本一働く市長を目指す。現市政を継承するのではなく、改革する」と決意表明。引退する邑上市長(59)の路線を継承すると述べた松下氏とは違い、市政を転換する考えを示している。 また、JR武蔵境駅北口に公民連携(PPP)で建設中の商業施設事業については「(吉祥寺駅、三鷹駅と合わせた)3駅前の市有地を活用して保育園を設置したい」と、見直しを明言していると報道されている。
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武蔵野市長選挙公開討論会の動画
参考資料
http://mainichi.jp/articles/20170901/ddl/k13/010/123000c
https://mainichi.jp/articles/20170815/ddl/k13/010/080000c
https://mainichi.jp/articles/20170901/ddl/k13/010/123000c
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