【選挙結果】高浜市長選挙、立候補者の経歴と争点【現職vs新人】

2017年8月20日告示され、8月27日に投開票が行われた高浜市長選挙。

 

現職の吉岡氏が、激戦を制し３選を決めた。その差1600票あまり。

高浜市長選挙 開票結果 | KATCH キャッチネットワーク

　現在までのところ立候補予定者は2人。現職市長で、３回目の当選を目指す吉岡初浩氏と、新人で高浜市議会議員の長谷川広昌氏。争点の一つは、高浜市に建設計画が持ち上がっている場外舟券売り場だ。売り場の建設に賛成の意向を示している現職市長に対して、新人の長谷川氏は慎重な姿勢を示し対決が鮮明になっている。

　また、高浜市長選挙をめぐっては、8月17日に高浜青年会議所が主催していた高浜市長選挙討論会が中止された。この経緯について、欠席を伝えていた新人の長谷川氏は、高浜青年会議所の手続きの進め方が非常識ではと疑問を呈し「討論会に中立性が担保されることは期待できない。政策を市民に説明できる有意義な場と考えていただけに残念」と述べている。現職市長の吉岡氏が、主催の高浜青年会議所の副理事であることが中立性への不信感の一因となったのだろう。

高浜市長選討論会が中止 新人が欠席の意向:愛知:中日新聞(CHUNICHI Web)　

　高浜川に臨む瓦の街、高浜市。高浜市の未来の舵取りは、どちらの候補になるのだろうか。

候補者の経歴は以下のとおりだ。

現職　吉岡初浩（よしおか・はつひろ）氏

reference: 高浜市−市長プロフィール

　愛知県生まれ。名古屋市立大学経済学部を卒業。その後、瓦製造会社で勤務したのち、1999年に高浜市議選挙に初当選したのち、2009年まで市議を務める。その間、2005-2006年に、高浜市議会議長を務める。2009年、高浜市長選挙に立候補。新人候補同士の選挙戦となったが、13137票を獲得し市長となった。2013年の選挙は無投票で再選。今回が３選を目指した選挙戦となる。高浜市の青年会議所の副理事であるとともに、2008年からは不動産管理会社の代表取締役も就任している。

　今回の選挙にあたり、「初当選後に市の第６次総合計画（２０１１～２１年度）を策定し、これまで市の根っこづくりに取り組んできた。計画最終期の４年間（１８～２１年度）で総仕上げに当たるとともに、次の時代につないでいきたい」と述べている。

　また争点のひとつとなっている場外舟券売り場に関しては、「企業として見た場合、きちんと市に対して貢献していただける」と話し、建設に賛成の意向を示している。

website:　見当たらず 

現職　長谷川広昌（はせがわ・ひろまさ）氏

reference: 長谷川広昌(ひろまさ) (@hasegawahiro88) | Twitter

　高浜小・中、安城高校を卒業後、杏林大学に進学。1998年に大学を卒業後、高浜市役所に入庁。2011年までの13年間、高浜市役所に勤務する。2011年の愛知県県議会議員に民主党から立候補するも、1000票あまり及ばず落選。その後、民間企業勤務などを経て、2013年の高浜市議補欠選挙で市議に初当選。2015年の市議選ではトップ当選を果たしている。現在市議２期目。

　争点となっている場外舟券売り場については、「ギャンブル依存症の問題や周辺住民への説明不足、さらに子どもたちが安心・安全に暮らし、育っていける環境などを考慮すると、本市に積極的にミニボートピアを建設する必要はない」と表明している。市長選にあたっては、「市長報酬半減の750万円」を一番に掲げている。

　なお、8月17日に予定されている高浜青年会議所主催の高浜市長選挙公開討論会に関して、有意義なものであるとしながらも、その日程調整や進め方の問題点や、公平・中立さが期待できないことから、欠席を表明している。欠席の詳細な理由については、本人のブログに詳しく書かれている。

 website: 長谷川ひろまさ 高浜市議会議員

アンケートで高浜市長選挙を予想しよう。

 参考資料

https://mainichi.jp/articles/20170228/ddl/k23/010/343000c, https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%89%E5%B2%A1%E5%88%9D%E6%B5%A9, http://egg.2ch.net/test/read.cgi/femnewsplus/1494469900/-100, http://www.city.takahama.lg.jp/shicho/profile.html, http://hasegawa.mie1.net/e248179.html, http://hasegawa.mie1.net/