選挙解体新書

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【選挙結果】国分寺市長選、候補者ふたりの経歴紹介【市長vs.元副市長】

 

 

 国分寺市長選挙が2017年6月25日告示され、7月2日に投開票が行われた。都議選と同日の選挙となる。

国分寺市長選 7月2日投開票 都議選と同日 /東京

 

当選したのは、現職市長の井沢氏。再選を果たした。

開票率100%

届出番号

党派名

候補者名(ふりがな)

得票数(票)

1

無所属

井沢邦夫(いざわくにお)

31,518

2

無所属

ひぐちみちお

21,336

 

 

立候補者は、再選を目指す現職市長の井沢(井澤)邦夫氏、新人で元副市長の樋口満雄氏だ。

 

 井沢氏は、市議を三期務めたのち、前市長の指名により2013年の国分寺市長選挙に立候補し当選した。かたや樋口氏は、国分寺市の副市長まで務めた市職員の出身。

 

 今回の選挙戦は、市議・市長経験者と市職員・副市長経験者と、ともに国分寺市を熟知する二人の激突となる。国分寺市の将来を担うのはどちらの候補となるか、注目だ。

 

候補者の経歴は以下のとおり。

 

現職 井沢 邦夫(いざわ・くにお)氏

http://www.city.kokubunji.tokyo.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/008/479/ee.jpg

reference: 市長プロフィール|国分寺市

 

 現職市長。国分寺市生まれ、中央大学法学部卒業。保険会社勤務などを経て、2005年国分寺市議会議員選挙に立候補・当選。

 

 市議を3期務めたのち、2013年の国分寺市長選挙に前市長の支援のもと、また自民・公明・維新の推薦を受け立候補。同じく前市議の他の候補者らに7000票以上の大差をつけ当選を果たす。今回の選挙が2度目となる。4年間の市政にどのような審判が下るのか。

 

Website: 井沢邦夫公式ブログ

 

 

新人 樋口 満雄 (ひぐち みちお)氏

https://pbs.twimg.com/profile_images/874063009370349569/s85_O5L4_400x400.jpg

reference: 樋口満雄 (@manyuu) | Twitter

 

新潟県十日町市出身。新潟県立十日町高等学校を卒業後、銀行勤務などを経て国分寺市職員に。その後、2014年に退職するまで副市長を6年間務める。2015年には国分寺市議会議員選挙に立候補するも、一歩及ばず次点で落選している。

 

 樋口氏は、現市政について「強権で推し進め、市民協働、市民自治に逆行している」と批判。今回の市長選には、自由党から推薦を得て立候補する模様だ。また、民進、共産、社民、自由、生活者ネットなど各党に支援を要請していると報道されている。

 

Website: 満雄(manyuu漫遊)メッセージ/ウェブリブログ

 

 

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参考資料

https://mainichi.jp/articles/20170426/ddl/k29/010/534000c

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8A%E7%94%B0%E6%B8%85

プロフィール: 井沢邦夫公式ブログ

国分寺市長選挙において新人の樋口満雄氏の推薦を決定 | 自由党

http://www.city.kokubunji.tokyo.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/009/654/274.pdf

国分寺市長選、樋口元副市長が出馬表明「現市政は強権的」 - 産経ニュース

 

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