【選挙結果】横須賀市長選挙、立候補者全員の経歴紹介
2017年6月18日告示され、6月25日に投開票が行われた横須賀市長選挙。
選挙結果は以下のとおり
得票順 | 所属党派 | 候補者氏名 | 得票数 |
---|---|---|---|
1 | 無所属 | 上地克明 | 81,004.000 |
2 | 無所属 | 吉田雄人 | 69,035.000 |
3 | 無所属 | 林のぶあき | 6,640.000 |
自民党が応援する新人の上地氏が、激戦を制し当選を果たした。
立候補予定者は、3選を目指す現職市長の吉田勇人氏、新人で前市議の上地克明氏、そして共産党三浦半島地区委員長、林伸明氏の3人だ。
現新3氏が立候補へ 横須賀市長選、17日告示|カナロコ|神奈川新聞ニュース
吉田氏と上地氏は、同じ横須賀高校・早稲田大学出身で、同じく2003年に市議選にはじめて立候補し政治家となった因縁浅からぬ2人だ。
横須賀市は人口40万人余りの神奈川県の中核市。沿岸にはアメリカ海軍・海上自衛隊、そして防衛大学校など国防上重要な施設を数多く抱える自治体だ。横須賀市の将来はどの候補に託されるのだろうか。
候補者の経歴は以下のとおりだ。
現職 吉田勇人(よしだ・ゆうと)氏
現職市長。東京都北区出身。県立横須賀高校・早稲田大学を卒業後、民間企業に勤務。その後退職し、早稲田大学修士課程にて地方自治を修める(政治家学修士)。2003年、横須賀市議会議員に無所属で立候補、当時最年少でトップ当選を果たす。2007年も同じくトップ当選。
2009年には市議を辞職し、横須賀市長選挙に立候補する。自民・公明・民主の推薦を得ていた現職の蒲谷亮一横須賀市長らを破って、初当選。その差4000票あまりの激戦を制した。2期目をかけた2013年の選挙では、小泉進次郎衆院議員が強力に支援した前副市長の広川聡美(自民・公明推薦)氏らを破って再選。
今回の選挙では、再び、小泉進次郎衆院議員が強力に支援していると報道される上地氏らと相まみえることになった。無所属ながら、自民党の支援を受けた候補を2度も破った実力を持つため、選挙にめっぽう強いと評判だ。
Website: 吉田雄人オフィシャルサイト
新人 上地克明(かみじ・かつあき)氏
横須賀市出身。横須賀高校・早稲田大学を卒業する。会社員・代議士秘書などを経て、1983年神奈川県県議会議員に立候補するも落選。その後、1987年にふたたび県議選に挑戦するも、落選。
2003年に横須賀市議会議員選挙に立候補し、初当選。現在4期目。前述の吉田市長が市議選に出馬しなくなった2011年・2015年は6500票前後を獲得し、トップ当選を果たしている。
上地氏の息子は著名なタレントであるが、本人は「雄輔には演説させませんよ。彼は芸能人。我々とは住む世界が違いますから」と息子の知名度をあてにはしていないようだ。上地雄輔の父、横須賀市長選に出馬 「息子に応援演説はさせない」 | デイリー新潮
2期連続トップ当選が示す強力な地盤を、市長選挙で発揮できるだろうか。注目だ。
Website: 上地克明 オフィシャルサイト
新人 林伸明(はやし・のぶあき)氏
埼玉県出身。神奈川大学を中退後、新聞販売店勤務。その後、民青同盟神奈川県委員会の専従を経て、中央憲法会議常任幹事、日本共産党川崎北部地区委員長、日本共産党神奈川県委員会書記長などを歴任する。2005年の衆議院選挙には、共産党から立候補するも落選。
インスタレーション作家としても活動し、鑑賞者参加型作品を発表している。現在、「横須賀市民の市長をつくる会」の代表を務める。今回の市長選挙には共産党からの推薦を得て立候補すると報道されている。
Website:
アンケート実施中
参考資料
https://mainichi.jp/articles/20170523/ddl/k14/010/143000c
タレント 上地雄輔氏の父が横須賀市長選挙に出馬表明。 上地克明氏の人柄・学歴・経歴は? (選挙ドットコム) - Yahoo!ニュース
小泉家、お膝元で雪辱期す 上地雄輔さんの父擁立 鬼門の神奈川・横須賀市長選(1/2ページ) - 産経ニュース
小泉進次郎が横須賀市長選に、上地雄輔の父を擁立 | 文春オンライン